今年のF1若手ドライバーテストは、レッドブル・レーシングとスクーデリア・トロロッソはアブダビで、他の10チームはシルバーストンで行う予定であることがわかった。
昨年までアブダビで開催されていた若手ドライバーテストだが、今年はチームはイギリスGPの後シルバーストンで行うか、11月にアブダビで行うかを選ぶ形になっている。ある情報筋によると、今のところレッドブル・レーシングと姉妹チームのトロロッソのみがアブダビを選んでいるということだ。
テストに関しては詳細はまだ決定しておらず、チームは今後も予定を変えることができるが、ピレリは現段階ではシルバーストンに向けて10チーム分の用意を行っていると述べた。ピレリは、不公平が生じないよう、両テストに全く同じスペックのタイヤを供給するよう求められている。
ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、次のようにコメントしている。
「パートナーは12チームおり、我々は彼らの希望に従う必要がある」
「10チームはシルバーストン、2チームはアブダビを希望する見込みだ。我々は若手ドライバーテストには新しい製品は一切持ち込まない」
チーム間でなされた合意では、シルバーストンを希望するチームは、イギリスGPの後の週の天候が悪くなりそうな場合には、直前にプランを変更することが可能となっている。
ピレリはまた、来週ムジェロで開催されるF1合同テストに試験用タイヤを持ち込まないということだ。
「彼らの作業のために標準タイヤを用意する」とヘンベリーは述べた。