英AUTOSPORTが主催する2011年AUTOSPORTアワードの授賞式が4日に行われ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが2年連続で年間最優秀ドライバーの座に輝いた。
ドイツの「レース・オブ・チャンピオンズ」の終了後にロンドンの授賞式へと駆けつけたベッテルは、ファンの投票によって選ばれるインターナショナル・ドライバー・オブ・ザ・イヤーに今年も選ばれた。2年連続での受賞は、ナイジェル・マンセル(1986〜87、92〜93)、アイルトン・セナ(90〜91)、ミカ・ハッキネン(98〜99)、ミハエル・シューマッハー(2000〜02)、ルイス・ハミルトン(07〜08)に続く6人目の快挙となった。
そのベッテルを2年連続のF1ワールドチャンピオンに導いたレッドブルRB7がレーシングカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。マクラーレンMP4-26、アウディR18、プジョー908、GP2のダラーラGP2/11、WTCCのシボレー・クルーズといったマシンたちを退け、こちらも2年連続でレッドブルのマシンが栄誉を勝ち取った。
昨年、小林可夢偉が受賞したルーキー・オブ・ザ・イヤーは、フォース・インディアのポール・ディ・レスタが受賞。候補には、同じF1デビュー組のセルジオ・ペレス、ジェローム・ダンブロジオ、ダニエル・リカルド、パストール・マルドナドのほか、デイトナ500ウイナーのトレバー・ベイン、インディカーのジェームス・ヒンチクリフ、JR.ヒルデブランド、DTMのエドアルド・モルタラ、GP3のルイス・ウィリアムソンら多くが名を連ねたが、最終的には今季フォース・インディアで印象的な活躍を見せたディ・レスタが今年のベストルーキーに選出された。
その他にも、ジェンソン・バトンがブリティッシュ・コンペティション・ドライバー・オブ・ザ・イヤーを受賞。インディ500ウイナーとして同賞の候補にもあがっていた故ダン・ウェルドンには、モータースポーツ界での功績が認められグレガー・グラント賞が授与、父のクライブ・ウェルドンと親友で良きライバルのダリオ・フランキッティが壇上でトロフィーを受け取った。
また、アイルトン・セナのドキュメンタリー映画「アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ」がパイオニアリング&イノベーション・アワードを受賞。若手ドライバーに贈られるマクラーレン・オートスポーツBRDC賞は、フォーミュラ・ルノーUKドライバーのオリバー・ローランドが輝き、19歳のローランドにはマクラーレンのF1テストと副賞の10万ポンド(約1200万円)が贈られることになった。
