スーパーGTシリーズをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表は、スーパーGT第4戦SUGOで開催された定例記者会見で、GT500クラスについてはDTMドイツツーリングカー選手権と、GT300についてはアジアン・ル・マン・シリーズとのコラボレーションを目指す考え方を示した。

 継続して話合いが続いているDTMとのコラボレーションについては、ドイツmotorsport.comがDTMを運営するITRのハンス・ベルナー・アウフレヒト代表のコメントとして「スーパーGTとのコラボレーションはすでに同意に至り、ITRとJAFの間で性能調整等を詰めていく必要がある」と伝えたが、坂東代表は「あとはITRとGTAの契約の状況、技術面に関しては、契約がきちんと終わった段階で話をさせる」とアウフレヒト代表のコメントを裏付けた。

 このコラボレーションの狙いについて坂東代表は、モノコックもスーパーGT分では日本製のものを採用したりパーツを共用化したりする部分でコストを下げ、その下げたコストをプロモーションに活用して欲しいと語りつつ、発表についてはITR、ドイツの自動車連盟にあたるDMSB、GTA、そしてDTMに参戦するメルセデスベンツ、アウディ、BMWの3メーカー、GTに参戦するレクサス、ホンダ、ニッサンの3メーカーを揃え記者発表を行いたい考えを示した。

 一方で坂東代表は、GT300クラスについては来季からスタートするとされているアジアン・ル・マン・シリーズとのコラボレーションを模索。6月に開催されたル・マン24時間耐久レースを訪れ、ACOフランス西部自動車クラブと直接今後のコラボレーションについて話をしたという。

 この中で坂東代表は「まともに取りあってもらえなかったけど、“ガレージ#56”にGT500のチャンピオンチームを1台走らさせてくれと頼んだ」というが、GT300クラスの交渉については、ACOが力を入れ始めているGTC、もしくは現行のGTEについて、スーパーGT300クラスに出場しているJAF-GT車両をはじめとした車両が参戦できるように交渉。8月のスーパーGT第5戦鈴鹿で、アジアン・ル・マンを統括するACOのグローバル・デベロップメント・ディレクターを務めるレミ・ブルアールをはじめとした代表団を招き、共同で記者会見を行うとした。

 坂東代表は、「GT500に参戦する3メーカー、特にニッサンはDTMを意識している。今後のグローバル化の継続を考え、GT500についてはDTMと、GT300についてはアジアン・ル・マンとコラボしていく」とスーパーGTの将来のグローバル展開について語った。また、東南アジア圏についてはGTアジアシリーズとの模索を検討していくなど、今後スーパーGTはアジアのモータースポーツ界の核として、ヨーロッパとさまざまな提携をしていくことになりそうだ。

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