F1ドイツGPのフリー走行1回目で、メルセデスがパッシブDRSをトライしていたことが分かった。
メルセデスは、オープニングセッションのFP1序盤にロータス式のパッシブDRSを搭載していた。
現在彼らは、実戦投入の主眼に置いているスパ・フランコルシャンに向けてパッシブDRSの開発を進めており、今回のFP1ではニコ・ロズベルグが新デバイスを搭載。彼はその後、このデバイスを外して走行を続けている。
もともとメルセデスは、2週間後にシルバーストンで行われる若手ドライバーテストでパッシブDRSの評価を行う予定だったが、先のタイヤテスト問題で若手テストへの参加禁止を言い渡されてしまったため、テストプログラムを変更、今回の投入に至ったという。
メルセデスに先立ち、前戦イギリスで実戦デビューを果たしたロータスは、今週末のニュルブルクリンクでも継続して使用している。