WTCC世界ツーリングカー選手権にシボレー・ラセッティで参戦しているバンブー・エンジニアリングは、第9戦オッシャースレーベン戦からハリー・バルクハルドに代わって谷口行規が参戦すると明らかにした。谷口はオッシャースレーベンからバレンシア、岡山まで参戦する。
今回の交代劇は、スポンサーのひとつをバルクハルドが失ったことによるもので、チーム代表のリチャード・コールマンは「我々はハリーを乗せられないことになり悲しんでいるが、しかしこれはユキノリと働く良い機会だと捉えている。彼の岡山国際サーキットでの経験は、間違いなく我々の役に立つだろう」とコメントしている。
シートを失うことになったバルクハルドは「臓物をえぐられるような気分だが、僕の目標は2011年のWTCCに戻ってくることだ。今季、他のことにも取り組んでいるからね」とコメントしている。
一方、岡山戦より早くWTCC復帰を果たすことになった谷口は「2008年以来のWTCC参戦を、素晴らしいマシンとチームとともに実現できることを楽しみにしています。バンブー・エンジニアリングは今季、インディペンデントクラスでも最も速いチームのひとつであると思っています。今からレースに戻るのが待ちきれません」とコメントしている。
