今週末に行われるWTCC世界ツーリングカー選手権最終戦のマカオで、谷口行規がNIKAレーシングのシボレー・クルーズをドライブすることが分かった。
谷口は今年の鈴鹿ラウンドにフレディ・バースの代役としてウィッチャース・スポーツからスポット参戦、BMW 320 TCをドライブすると、続く上海ラウンドでは、カンポス・レーシングのセアト・レオンWTCCをドライブしていた。
当初マカオには、上海でリカルド・リデルにマシンを譲った吉本大樹が、再度NIKAレーシングのシボレー・クルーズに乗り込む予定だったが、吉本は「十分な資金を確保することができなかった」として参戦を断念。その結果、吉本が鈴鹿でドライブしたNIKAレーシングのクルーズを、谷口がドライブすることになった。
谷口は、同一シーズンにおいて異なる3チームから異なる3台を走らせるシリーズ史上初のドライバーとなる。
なお、カンポス・レーシングのフェルナンド・モンヘは、家庭の事情でマカオには出場しないことを明らかにしている。