ブラジルGPで“迷子”になったキミ・ライコネンに、ロータスチームがもっと大きな地図をマシンにつけることを検討しているかもしれない(?)
ライコネンはF1ブラジルGPのレース終盤にコースオフした際、サポートレースのピットレーンを抜けてコースに戻ろうと試みたが、その先のゲートが閉鎖されていたため、来た道を再び戻ってコースに合流するという珍しいシーンを演じた。
「僕がコースアウトした場所からだとサポートレースのピットレーンを抜けてコースに戻れるんだけど、ゲートを抜けなければならない。なぜ知っているかというと、2001年に同じことをしたからで、その時はゲートが空いていた。でも今年は誰かが閉めてしまっていた。来年はまた開けておいてもらえるようにするよ」と、ライコネンはレース後にコメントしている。
このシーンは、最後までチャンピオンの行方が決まらなかったレース展開も相まり、多くのファンの間で話題になった。
チームはレース後にさっそくライコネンがサンパウロの地図を広げながらマシンをドライブしている合成写真をSNSに投稿し、次のようなコメントも添えた。
「キミ、(来年の開幕戦)オーストラリアGPまで110日ある。最初を左に曲がってくれ…」
復帰後初勝利を挙げたアブダビでは、チームの無線に対して、「Leave me alone, I know what I'm doing(放っておいてくれ。自分のやっていることは分かっている)」と叫び、これが話題となった。
この後、ライコネンは優勝記念として、この文字をプリントしたTシャツをチームクルーにプレゼントしたが、今回投稿された写真に対しても何人かのファンが、「放っておいてくれ」と書き込んでいる。