更新日: 2018.02.23 15:29
道見、AUTO GPデビュー戦で表彰台逃すもFLを記録
道見ショーン真也 PRESS RELEASE
2014年6月1日
道見ショーン真也、AUTO GPデビュー戦での3位表彰台を逃すも
見事、ファステストラップを獲得!
昨年までFCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン)シリーズで活躍した若手期待の日本人、道見ショーン真也がいよいよその戦いの場を本場ヨーロッパに移し、5月31日~6月1日にイタリア・モンツアサーキットで開催された「2014 AUTO GP SERIES」第7〜8戦で、衝撃のデビューを果たしました。
レースウィークの火曜日にイタリアのアドリア・サーキットでAUTO GP マシンによる走行テストに参加し、その感触を確かめた道見ショーン真也は、木曜日に初のモンツアへと移動。じっくりとコースウォークをし、過去の走行データを分析しました。
金曜日のフリープラクティス1回目、30分間の走行でいち早くコースを覚えた道見ショーン真也はいきなり5番手タイムをマークし、大きな注目を集めました。続く2回目の走行でも、再び5番手タイムをマーク。本人ばかりでなく、チームからも予選への大きな期待がかけられました。
しかし予選では1回目のアタックで5番手のタイムをマークしたものの、決勝のためにタイヤ温存の戦略を取り、最終的に7番手グリッドからのデビューレースとなりました。
土曜日のレース1(第7戦)では、初めてのビッグパワーをスタートでもてあまし、激しくホィールスピンをさせてしまい、11番手までドロップ。チームは戦略を変更し、早めにタイヤ交換を済ませて、柔らかいタイヤで怒涛の追い上げを開始します。
まるでFCJ時代を彷彿させるアグレッシブなオーバーテイクの連続に、観客席からも注目を集めた道見ショーン真也は、3台並んでのバトルにも競り勝ち、一気に3番手争いへと浮上。しかし残り2周で駆動系トラブルが発生し、デビュー戦での表彰台はなりませんでした。しかしファステストラップをマークしたことで、ヨーロッパにその速さをアピールするには充分なレースとなりました。