野尻智紀、マカオGP・フォーミュラBMWパシフィックで
見事2位入賞を飾る!

 昨年はトラブルのため3日間でたった8周しかできなかったが、木曜日の30分間のフリー走行で野尻は順調に周回を重ね、このセッションだけで8周を走りベストタイム2分36秒409で6位とまずまずのタイムをマークした。今年はヨーロッパのチャンピオンチーム「ユーロインターナショナル」からのエントリーということもあり、安定した走行を見せる。唯一の不安は事前テストができなかったこと。ぶっつけ本番で乗るマシンを確かめるように野尻はタイムを上げていった。

 土曜日の予選、赤旗が2回も出る波乱の予選となった。野尻は徐々にペースを上げていく。予選残り14分を残したところで赤旗中断となったところで1分33秒781の7位にいた。予選再開後、数周は遅いマシンに引っかかるが、それをかわしアタックに入ると山側をそれまでのベストタイムを1秒以上縮めるタイムを出す。しかし、最後の海側に入ったところで再度の赤旗中断。予選はこれで終了となってしまった。あと1秒タイムを縮めれば3位か4位は確実だっただけに惜しい予選となった。

 日曜日、朝7時15分スタートと早朝のレースとなったフォーミュラBMWパシフィック。マカオといえども多少肌寒いなかでのスタートとなった。野尻は好スタートを決め、1コーナーまでに順位をひとつあげる。さらにマンダリン・コーナーを抜け、勝負どころのリスボア・コーナーのブレーキングで前との差を詰める。ここで2位と3位の車が接触、その間をうまくすり抜け4位にあがった。さらに山側で3位の車にプッシュすると、そのプレッシャーに負けたかガードレールにクラッシュしてしまう。これで野尻は3位。さらに翌周のリスボアのブレーキングで、見事に抜き去り2位。あとはトップだけ、その差は2秒。追い上げる野尻だったが、トップを行くのはチームメイトのカルロス・サインツjr。ペースはほとんど変わらず、結局その差は縮まらずに2位でチェッカーを受けた。

野尻智紀選手のコメント
「予選は遅い車に引っかかったこともありましたが、タイムを出し切れず悔しさの残るものでした。決勝はスタートして1周目に何度もヒヤッとしましたが、うまくすり抜け前に出ることができました。トップとは同じくらいのペースでは走れたのですが、差を詰めきれませんでした。せめてスリップに入れる距離なら、前に出れる自信はあったのですが。予選をもう少し前にいけたらと改めて思いました。今年は良いチームで、良い車に乗れたこともありますが、2位入賞できて嬉しいです。チームも喜んでくれたし、オートバックスをはじめスポンサーの方々にも少しはお返しできたかなと思います。」

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