パナソニック・トヨタ・レーシングのティモ・グロックが東京・池袋の「トヨタオートサロン アムラックス東京」で開かれたF1日本GP直前記者会見に出席し、サードドライバーの小林可夢偉とともに鈴鹿への意気込みを語った。

 前戦シンガポールGPで2位表彰台を獲得し、母国グランプリを迎えるチームと日本のファンを大いに盛り上げたグロック。会見では可夢偉とともにレーシングスーツで現れ、週末の鈴鹿に自信のコメントを披露してくれた。
「シンガポールではいい手応えを掴むことが出来たので、鈴鹿でもいいレースが出来ると思う」とグロック。可夢偉も「鈴鹿用にアップデートしたマシンでティモが2位に入ったことでチームのモチベーションもすごくいい。自信を持って戦えば、優勝はついてくる思います」と述べた。

 2004年に一度鈴鹿を経験しているグロックは、当時ジョーダン(・フォード)の黄色いレーシングスーツで日本グランプリを戦い、決勝レース15位と、ライバルに比べ戦闘力の劣っていたマシンで難コースの鈴鹿をフィニッシュしている。あれから5年、今やトヨタのドライバーとしてトップ争いを繰り広げるまでに成長したグロックは、今年の鈴鹿での活躍に大きな自信を持っている。
「2004年に走ってみて、いいコースだというふうに記憶している。前半はとてもトリッキーで、しかも高速サーキットと、ドライバーが好きなタイプのコースだ。天気がどうなるか少し気になるところだけど、雨でも楽しく走れると思う」
「これまではクルマが良くても運が伴わなかったりすることがあったけど、前回のレースからチームもいい方向に来ているし運も向いてきた。このままの調子でいい週末を迎えたいと思う」

 そのグロックとともにチームが信頼を寄せるもうひとりのドライバー、ヤルノ・トゥルーリは前戦からの体調不良を理由に残念ながら会見を欠席した。山科忠チーム代表兼TMG会長によれば、金曜日のフリー走行の時点で熱があった状態で、翌日の予選では回復していたものの、レース後に再び熱が出てしまったという。ただ、現在は体調も戻っている様子で水曜日には鈴鹿に入るとのこと。今週末の日本グランプリでは、ヤルノとティモのふたりが万全の体制でレースに臨むと、山科代表はコメントしている。

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