今年で開業50周年を迎える鈴鹿サーキットの『50周年ファン感謝デー』は4日、2日目のイベントが行われ、あいにくの雨模様ながら2万7千人のファンが開業50年を祝うさまざまなイベントを楽しんだ。

 初日は快晴に恵まれ3万人のファンが訪れた鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー。2日目はフォーミュラ・ニッポンテスト走行や“ラウンド0”が行われることもあり盛りだくさんの内容だったが、朝のFニッポンテスト走行、D1エクストリームはドライで行えたものの、その後ピットウォークの頃から雨が降り始めてしまった。

 そのため、12時30分から予定されていたFニッポン“ラウンド0”もウエットでのレースとなったが、今季スポット参戦を予定している佐藤琢磨(TEAM無限)がレースをリード。集まった観客を多いに沸かせた。

 午後は、土曜日にも大声援を受けた中嶋悟×星野一義の“夢のF1対決”が予定されていたが、ウエットコンディションのため走行は中止。中嶋大祐、星野一樹というそれぞれの息子を伴ってトークショーとなったが、土曜日のリベンジを期待していた星野一義が“再戦”を提案する場面も見られた。

 今季ふたたび距離が1000kmに戻る鈴鹿1000kmの思い出のマシンが走行するデモランでは、ロスマンズカラーのポルシェ962C(荒聖治)、ニッサンR92CP(安田裕信)が、最新のスーパーGTマシンと競演。ウエットのためペースを上げることができなかったが、その勇姿を披露してくれた。

 土曜日に多くのマシンが走行した“F1レジェンドデモラン”も、ウエットによりマクラーレンMP4/5ホンダやラルース・ランボルギーニ、ミナルディM192などが走行できなかったが、田中哲也がドライブしたフェラーリF2003GAに続き、ジャン・アレジがウエット路面をもろともせずロータス101をドライブ。ファンを喜ばせた。

 その他にも、新井敏弘、勝田範彦がインプレッサでパフォーマンスを披露したほか、サーキット各所でトークショーが行われ、ファンは雨天ながら濃密な1日を過ごした。

本日のレースクイーン

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