2011年F1第9戦イギリスGPが現地時間8日にシルバーストン・サーキットで幕を明け、1回目のフリー走行はレッドブルのマーク・ウエーバーがトップタイムをマークした。

 金曜朝のシルバーストンは生憎の小雨模様となり、午前9時からのフリー走行1回目はウエットコンディションでスタート。気温14度、路面温度は15度を記録した。

 このレースからは、HRTがナレイン・カーティケヤンに代えてレッドブル傘下のダニエル・リカルドをレースドライバーに起用。また、このセッションでは、ニコ・ヒュルケンベルグがエイドリアン・スーティルに代わってフォース・インディアをドライブ、ロータスはヘイキ・コバライネンに代わってカルン・チャンドックがステアリングを握った。

 タイヤサプライヤーのピレリは、今回のイギリスにシルバーのハードとイエローのソフトタイヤを持ち込んだが、最初のセッションがウエットコンディションとなったため、各車はブルーにマーキングされた浅溝のインターミディエイトを装着した。

 セッションは小雨が降りしきるなか、時折雨足も強まってスピンやコースオフするマシンが相次いだが、各車は終始インターミデェイトタイヤで走行を続けた。
 そのなか、コンディションの回復した残り10分で1分46秒603をマークしたレッドブルのウエーバーが1回目のトップとなり、2番手にメルセデスのミハエル・シューマッハーがつけた。3番手はウイリアムズのルーベンス・バリチェロとなった。

 一方、このイギリスに自信をのぞかせていたザウバーの小林可夢偉は、セッション残り15分のところでウエット路面に足元をすくわれ、派手にクラッシュ。可夢偉は、最終コーナー立ち上がりの縁石でコントロールを失うと、ハイスピードのままウォールにヒットし、マシンの右リヤエンドを中心に大きなダメージを負った。幸い可夢偉にケガはなかったが、午後のセッションへの影響が懸念される。

 なお、トップにつけたウエーバーもセッション終了直後にコース上でマシンを止めた。

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