2012年F1第10戦ドイツGPの公式予選は、フェラーリのフェルナンド・アロンソが2戦連続のポールポジションを獲得した。ザウバーの小林可夢偉は13番手に終わった。

 2年ぶりにホッケンハイムリンクで行われたドイツGPの予選は、セッション2回目のQ2直前に降り始めた雨の影響でウエットコンディションでの争いとなった。Q1はかろうじてドライ路面が保たれたものの、ヘビーウエットに変わったQ2では、増え続ける雨量に乗り遅れたザウバーの2台をはじめ、フェラーリのフェリペ・マッサや今季まだQ2敗退のなかったロメイン・グロージャンまでもがノックアウトされる波乱が起きた。

 そんななか、決勝のトップ10グリッドを争うQ3に進んだのは、レッドブルとマクラーレン、フォース・インディアの各2台とフェラーリのフェルナンド・アロンソ、メルセデスのミハエル・シューマッハー、ロータスのキミ・ライコネン、ウイリアムズのパストール・マルドナドという10台。
 だが、今回のドイツに大幅なアップデートを施してきたマクラーレン勢はまたもポール争いに加わることはできず、ジェンソン・バトンが7番手、ルイス・ハミルトンも8番手に終わる。一方でポール争いを演じたのは、今回と同じ雨の予選となった前戦イギリスのトップ3、アロンソ、セバスチャン・ベッテル、マーク・ウエーバーとなった。

 ここでアロンソは残り時間が少なくなる中で1分41秒の壁を突破、それにベッテルが最後まで食い下がったが、アロンソはすでにポールを確定したラストラップでも自身のベストタイムを更新する強さで2戦連続のポールを決めた。

 母国GPのベッテルは地元ファンの前であと一歩及ばす2位。ウエーバーは3番手につけたが、彼はギヤボックス交換によるグリッド降格がすでに決定づみ。よって明日の決勝はミハエル・シューマッハーが3番グリッドからスタートすることになる。

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