ロータスのチーフテクニカルオフィサー、マイク・ガスコインは、韓国GPが開催される新サーキットの路面が3日間にわたるF1マシンの走行にどこまで耐えられるのか不安があると示唆した。
今週末初の韓国GPが開催される韓国国際サーキットは、最終舗装がなされたばかりの状態であり、路面状態を懸念する声がF1関係者から上がっている。
「新しい開催地に向かう場合は常に、ある程度は未知の部分に踏み込むことになる」とガスコインは述べている。
「だが我々はファクトリーでシミュレーションのプログラムを大量にこなし、このコースでマシンがどういう動きをするのかについて、しっかりと予測できた」
「予想できない要素として大きいのは、どういったダウンフォースレベルで走るのか、レースウイークエンドの3日間の過酷さに路面がどこまで耐えることができるのか、ということだ。週末の間に正しいセッティングを見つけ出すよ。コースの問題は我々にはどうしようもない。すでにFIAの検査にパスしているのだから、我々としては現地に行ってベストを尽くすだけだ。何か問題があっても、それは皆に平等に起こるわけだし、起こるかもしれないことを心配して時間を浪費してはならない。我々としては、2台のマシンをレースで完走させ、最終戦が近づく中でまた一歩前進できるよう、集中して作業を行うだけだ」