韓国のトップカテゴリー、スーパーレースチャンピオンシップの最終戦が10月10〜11日にテベックサーキットで開催された。スーパー6000クラスでは番場琢が連勝を飾り、スーパー3800クラスでは青木孝行が優勝。同クラスでチャンピオンの期待がかかった阪口良平は、惜しくもリタイアとなった。
スーパー6000クラスに今季3度目の出場となった番場は、「マシンの状態が非常に良く、パーフェクトな走りができ」、ポールポジションを獲得。従来のレコードタイムをコンマ5秒も更新した。決勝でもスタートを決めてトップ発進となったものの、「内圧を低くし過ぎていて、タイヤが温まらず3回ぐらい接触して、危うくスピンしかけた」が、何とか競り合いに勝ち、そこから先は単独で周回を重ねていくこととなった。
「前回と今回とのトータルタイムの違いで、どれだけマシンが進化しているか知りたいというチームからの要望があったので、最後まで全力で走りました。結果的に25周のレースでトータルタイムを13秒も短縮。最終ラップに入る時には、2番手に8秒以上の差をつけることができました。素晴らしい体制で走らせてくれたチームに感謝するとともに、自身初のパーフェクトウィンで締めくくれて良かったと思います」と番場。
そして、阪口にチャンピオン獲得の可能性が残されていたスーパー3800クラスだが、チームメイトでポイントリーダーのチョウ・ハンウーを上回ったものの、予選では5番手に。一方、ポールポジションを獲得したのは、スーパーレース2度目の登場となる青木孝行。決勝でも青木はスタートを決めて、そのまま逃げ切ってスーパーレース初優勝を飾った。一方、阪口は5周目に入ったばかりの1コーナーで後続車両に追突され、左リヤのホイールが破損。ブレーキホースも切断され、リタイアとなってしまった。
「これもレースですから仕方ありません。ノーポイントでしたが、何とかランキング3位で終えることができました」と阪口。なお、同クラスには井口卓人も出場。予選は18番手と、慣れぬマシンに手こずったものの、決勝では着実に順位を上げて9位でゴールしている。
スーパー2000クラスでは、ウエイトハンデ100kgを積んでなお、阪口がトップからわずかコンマ3秒遅れで予選4番手を獲得。接戦を予感させた決勝では、「ランキングトップ、2位のGMデーウのドライバーと何回も抜きつ抜かれつのバトル」を繰り広げることとなった。終盤は単独走行となり、4位でのフィニッシュとなったが、ランキングでは2位に浮上。「GMデーウのランキング上位独占を阻止できて、チームはすごく喜んでくれましたし、自分も完全燃焼ができました」と阪口。
