F1韓国GPを主催するKAVOは、今グランプリの“レースウイーク中”に一般のファンを対象にしたピットウォークの実施を、FOAが電撃的に認めたと明らかにした。
韓国の日刊紙、中央日報によれば、通常はパドッククラブと呼ばれるVIPチケットの購入者に限られるレースウイーク中のピットウォークが、今回は初開催の記念としてFOAの許可のもと一般のファンにも開放されるという。
対象となるのは、3日間ともメイングランドスタンドに入場できるチケットの所持者となっており、ピットウォークは土曜日の予選終了後に1時間半のスケジュールで行われる。
先日の日本グランプリでも一般客へのピットウォークは実施されているが、これはレースウイーク前の木曜日に行われたもの。日本を含むほとんどのグランプリではレースウイーク中のピットウォークは高額なパドッククラブのチケット購入者のみが体験できるものとなっている。
今回のピットウォーク実施についてKAVOの関係者は「ピット開放は約500万ウォン(約36万円)の金額を支払ってこそ可能な夢の体験。韓国の最初のF1グランプリを記念して、大会の商業的権利保有者であるFOA社が電撃的に一般開放を認めた」と明らかしている。