韓国グランプリが実現に向けて動き出したようだ。韓国の新サーキット設立のために必要な費用の約半分の融資が確保されたことが明らかになった。
バーニー・エクレストンは以前、2010年に韓国でF1が開催されるとほのめかしていたものの、先週末にメディアに流出した来季カレンダー案には、韓国グランプリは含まれていなかった。
しかし、韓国 全羅南地元政府がかかわるベンチャー企業で、韓国GPのプロモーターであるKAVO(Korea Auto Valley Operation)は、ソウルの320km南にサーキットを建設するために必要な費用の46パーセントにあたる1億5,900万ドルの融資を確保できたと認めた。サーキット建設の作業は開始していると見られ、2010年7月には完成する見込みだという。
「この契約に伴い、我々はこの国で初めてのF1レースのための準備を進めるのに十分な資金を確保した」とKAVOの声明に記されているとAFP通信が伝えている。
