天候が心配されていた韓国GPだが、日曜日の朝は予報通り雨に見舞われている。
韓国インターナショナル・サーキットがあるヨンアムに近いモクポは、昨夜午後10時前から雨が降り始めた。この雨は深夜にかけ時折、激しく降ることもあり、一度も止むことはなかった。
現地の予報では、この雨も昼前には止む様子だが、関係者がサーキット入りした午前6時の時点でも小雨という状態で、昼前の11時を過ぎても状況は変わらず、上空を灰色の雲が覆っている。
こうしたなか、心配されるのが舗装されたばかりのコースだ。金曜日のセッションから徐々に路面にのり始めたラバーはこの雨で完全に洗い流されたと思われ、再び滑りやすい状態に戻ってしまったことは確実。最表層のアスファルトに含まれるオイルの流出も懸念される。
サーキットの専門の予測では、正午過ぎには太陽が顔を出すとされているが、午後3時のレース開始時までには路面は乾ききらない可能性が高いだろう。
