2014年シーズンをさまざまな記録で振り返る「2014年F1なんでもランキング」。今回は予選順位を平均化したスーパーグリッドと1周目の順位アップ率を表すスタートダッシュを比較してみます。
まずは予選スーパーグリッド。後半戦トップにつけたのはメルセデスのニコ・ロズベルグだ。2014年のポールポジション・トロフィーを獲得したロズベルグは、ハンガリー以降も8戦中5戦でポールを奪い、それ以外もすべて2位につけた。
そのロズベルグを破りチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンは、ハンガリーでのマシン炎上が響き、平均グリッドは3.78の2位。ハミルトンに僅差で続いたのが、後半戦でメルセデスをも凌駕する速さを見せたウイリアムズFW36を駆るバルテリ・ボッタス。彼は前半戦の平均グリッド7.36から後半戦は4.00までパフォーマンスを改善させている。
惜しくもトップ10入りはならなかったものの、母国ロシアGPでの5位が光るトロロッソのダニール・クビアト。前半戦のイギリスであわやQ3進出という活躍をみせたジュール・ビアンキも、ハンガリーとベルギーで2戦連続Q2に進むなど予想を上回る活躍が印象に残った。
次にスタート時のポジションアップ率は、唯一ポジションダウンのなかったニコ・ヒュルケンベルグが平均4.2(前半戦3位/1.27)という値でトップ。また、前半戦でトップ(2.18)だったエステバン・グティエレスも3位につけるなど、ポジションアップおよびスタート直後のアクシデント回避能力が高いことを示しています。
逆に、スーパーグリッドで3位と4位につけたウイリアムズのボッタスとレッドブルのダニエル・リカルドはポジションダウンが目立つ結果。最下位のロズベルグは、シンガポールでステアリングのトラブルに見舞われ、2番グリッドからピットスタートとなったことが影響しました。
ちなみに、このレースをリタイアで終えたロズベルグは優勝したチームメイトに22ポイント差を逆転され、選手権リーダーの座をついに明け渡すことになりました。
