FIAは、ドイツGPでレッドブルとフェラーリの両者に持ち上がっていたフレキシブルウイングの疑惑を、最終的に合法と結論づけた。

 両者のフロントウイングは、左右の翼端板が地面に向かってたわむことで高速コーナー時にダウンフォースの効果を必要以上にあげていると指摘を受けていた。実際にホッケンハイムのパドックでは、その部分を捉えた写真が出回っており、ライバルチームをはじめとする多くの関係者が目にしている。

 これについて英AUTOSPORTは、その指摘がライバルチームによってなされ、それによってレース後の車検で詳細な調査が行われ、結果問題のウイングはFIAにより合法と結論づけられたと報じている。
 レポートでは、チームの説明に疑わししい点は何も示されず、写真は同じ角度から撮った証拠がないものだったという。また燃料搭載量も同一ではない可能性があり、フロントウイングのデザインに影響を及ぼリヤのライドハイトに異なる部分が確認できたとされている。

 なおこの決定は、FIAの技術代表を務めるジョー・バウアーによって正式に確認されている。

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