インディカー最終戦での事故でダン・ウェルドンが亡くなった1週間後、2輪MotoGPマレーシアGPで死亡事故が起きた。セパンでのレース中の事故で24歳のマルコ・シモンチェリが死亡した。
4位を争っていたシモンチェッリは転倒、マシンがスライドし、後続のコーリン・エドワーズとバレンティーノ・ロッシがそこにヒットした。シモンチェッリはヘルメットが外れた状態でコース上に横たわり、その後メディカルセンターに運ばれたが、午後4時56分に死亡が発表された。
MotoGPでは2003年日本GPでの加藤大治郎以来の死亡事故。2輪の世界選手権での死亡事故としては昨年9月にMoto2サンマリノGPで富沢祥也が亡くなって以来の事故となった。
シモンチェリは、ヨーロッパ125ccクラスでタイトルを獲得、MotoGPで今季2年目を迎え、2位表彰台を獲得、今後の活躍が期待されていた。