GTアソシエイションは15日、2010年のスーパーGTスポーティングレギュレーションを発行したが、その中に新たにルーキーテストという項目が加えられた。今季以降、スーパーGT300クラスに初参加するドライバー等はこのテストを受けなければならない。
この項目は、スーパーGTシリーズ規則第16条“競技参加者およびドライバー”2項に付則するもので、
(1)スーパーに初めて参加するGT300クラスのドライバー
(2)2シーズン以上SUPER GTレース大会に参加していないGT300クラスのドライバー
(3)GTAより指名されたドライバーおよびチーム
が対象になっている。
このルーキーテストは、今季で言えば3月5日〜6日に鈴鹿で行われるGTA公式テストで行われるが、このテストに参加できない場合、または合格していない場合は別途FIA公認サーキットにおけるスポーツ走行において判断されるという。
テストではドライバー、(3)の項目の場合はマシンごとに、平均ラップタイムや走行のマナー(スピン等がなく10周をレーシングスピードで走る)を材料として、スーパーGTのドライバーとして相応しいかどうかが判断される。
今回発行された2010年のスポーティングレギュレーションでは、その他にもセーフティカー導入の手順の変更、またエアコン装置の推奨などが記載されている。