2010年に導入予定のフォーミュラ・ルノー2.0シリーズの新型車輌のテスト走行の模様がこのほど公開された。走行を実施したのはマニクールとノガロの2サーキットで、ルノースポールの開発チームによれば順調に仕上がっているという。

 2008年の10月に初期デザインがスタートした新車両の開発だが、5月19日にはマニクールで、06年のフォーミュラ・ルノー2.0の覇者、フィリップ・アルバカーキによってテストが実施された。100kmの走行プログラムで問題はなく、それぞれのコンポーネントが確実に機能していることを確認して終了した。
 続いて6月2〜3日にはノガロへと場所を移してのテストでは、474kmを走破。ここでは予選および、ヨーロッパでの決勝スタイルである25分+1周の走行シミュレーションを行っている。アルバカーキによれば非常によいブレーキ性能が確認できたという。

 ここまで574kmの走行が完了したが、トータルでは6500kmのテストがスケジュールされ、今後ヨーロッパ圏内9サーキットで7日間のテストが実施されるとのことだ。

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