2010年F1へのエントリーを申請したチームのひとつが、エントリー選出の過程に問題があったとして、欧州委員会に告訴を行った。

 6月にFIAは、2010年F1の新規チームとして、USF1、カンポス・メタF1、マノー・グランプリを正式に認め、プロドライブやローラなど有力候補と見られていたチームを含む多数のチームが落選した。
 今回訴えを起こしたのは、こうした有力候補のチームではなく、セルビアのエンジニアリング会社AMCOで、同社はチーフエグゼクティブであるゾラン・ステファノビックの名前を由来とするステファン・グランプリというチームをエントリーする計画だったという。
 デイリー・テレグラフによると、AMCOは、FIにエントリーするにはコスワースエンジンを使用しなければならなかったとして、FIAは競争法に違反したと主張しているという。ステファン・グランプリは、現在F1に参戦しているマニュファクチャラーのひとつからエンジンの供給を受けるつもりだったが、グリッドに並ぶためにコスワースとの契約を“強要された”ということだ。

「AMCOコーポレーションは、FIAによってコスワースとサインするよう強要された。AMCOはこれを理由に訴訟を行う」と、デイリー・テレグラフはAMCOの訴状を引用している。
「我々の知らないところに策略の要素が存在し、それは競争総局なしに排除することはできない」

 N.テクノロジーもまた、2010年F1のエントリー選出方法に関して法的手続きをとっていると見られている。

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