2010年でF1へのタイヤ供給を終了するブリヂストンに対して、FIAが引き止めを考えていると言われている一方、そのポジションを韓国の2メーカーが争っているという。

 ブリヂストンは昨年11月、13年に渡るF1へのタイヤ供給を今度のシーズンをもって終了するとアナウンス。ブリヂストンは、ミシュランのライバルとして06年まで戦い、その後はワンメイクタイヤとして数多くのタイトルを獲得してきた。
 ドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト誌は、FIAはブリヂストンにF1へ留まるための説得を行おうとその方法を探っていると伝えている。レギュレーションを変更し、GPごとの使用タイヤ本数を削減、現在、100万ユーロ(およそ1億3050万円)と言われているメーカーの負担を下げることを考えているという。

 2011年からの3年契約がテーブルに上がっていて、その最終決断は1月22日に下される。ここに韓国のクムホとネクセンが、今年の韓国GP初開催を契機にタイヤサプライヤーとして名乗りを上げ、自社を強くアピールすることを考えているという。

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