BTCCイギリスツーリングカー選手権を統括するTOCAでは、2011年の導入に向けた新ツーリングカーレギュレーション案“NGTCプラン”を発表した。
2009年にTOCAが導入を発表した10万ポンド(約1,500万円)の予算によるNGTC(ネクスト・ジェネレーション・ツーリングカー)案は、電装系やブレーキ、ギヤボックスなどのコンポーネントを共通化し、ランニングコストを削減。2リッターターボエンジンで300馬力以上を発生するという。
NGTCマシンは2011年から登場し、現在BTCCを戦うS2000規定マシンと2013年までは同等の性能が発揮されるよう設定され、今後台数が増やされていくという。
このNGTCマシンは今季のBTCC最終戦ブランズハッチに登場、2011年にNGTCマシンを採用する予定のチームには、APレーシング製のブレーキやコスワース、Xトラック等の主要構成部品に関する図面とデータが渡されるという。