2011年F1において、オーバーテイクを促進するため、新たに可変リヤウイングが導入されることが決まった。一方で、今季使用されたFダクトは禁止される。

 23日、世界モータースポーツ評議会の会合がジュネーブで開催され、来季F1に可変リヤウイングを導入することが決定された。
 このボディワークは、ドライバーが走行中にリヤウイングの調整をできるシステムで、電子的な制御の下で使用のタイミングが決められる。前のマシンとの差が1秒未満になった場合に作動させることができ、その後ドライバーがブレーキングするとシステムは無効となる。決勝スタート後2周は使用できないものの、プラクティス、予選でも有効となる。

 FIAの声明における「ドライバー可変ボディワーク」という項目には以下のように記されている。
「2011年より、可変ボディワークが、レースのスタート前には常に作動させることができ、レース中にはオーバーテイクの機会を向上させる目的のみのために、ドライバーが2周を終えた時点で作動させることが可能になる」
「ドライバーはレース中、電子制御システムによって使用可能であると知らされた場合にのみ、可動ボディワークを作動させることができる。各サーキットの所定の位置においてドライバーが他のドライバーの背後1秒未満差に入った場合のみ、これは使用することができる。このシステムは、これを作動後、ドライバーが最初にブレーキを使用した際に無効となる。FIAは、可変ボディワークの目的を達成させるため、全チームとの協議の後に、タイム差の調整を行う可能性がある」

 また、2011年からはFダクトが禁止されることになった。
「ドライバー可変ボディワークに必要なパーツを除き、マシンの空力的性格を変更する手段としてドライバーの動作を利用するマシンシステム、デバイス、あるいは手順はいかなるものも、2011年には禁止する」

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