2011年F1の13番目のエントリー枠に対して、15チームが申請を行ったと、イタリアの422race.comが報じている。
ARTグランプリ、デュランゴ、エプシロン・エウスカディ、ステファンGP、アメリカのサイファー・グループがこれまでF1参戦の意志を示している。
この中でARTが最も有力であると見られているが、ARTにニコラ・トッドが関与していることが障害になっているといわれている。ニコラはFIA会長ジャン・トッドの息子であり、利害関係の問題が生じる可能性があるからだ。
デュランゴはトヨタが2010年用に製造したシャシーを使用することを考え、交渉を行っていると報じられている。
今季の新規チームの中には将来の活動継続が疑問視されているチームもあるため、FIAは2011年に向けて、13番目のチームに加えてリザーブとして少なくとももう1チームを選ぶことになりそうだ。
候補チームは、6月21日までにFIAが要求する書類を提出し、12,750ユーロを支払わなければならない。