22日、スーパーGT第6戦ポッカGTサマースペシャルの決勝日に行われたGTA定例記者会見の中で、坂東正明GTアソシエイション代表は、2012年のGT300クラスの車両規則の車両定義にFIA GT3規定が加えられたことに触れ、12年のGT300クラスで使用される車両は、国産のJAF-GT車両、そしてFIA-GT車両は、GT3規定のものに「絞るだろう」と語った。

 2012年の車両規定については、第1条「車両」の中で、「1.2 )基本車両としての資格」として新たにFIA GT3が項目として加えられた。これにより、GT300クラスに参加可能な車両としては(1)FIAグループN/A/GT3/GT2/GT1、JAF量産ツーリングカーまたは特殊ツーリングカーとして公認された車両。(2)JAF登録車両として登録された車両。という項目になる。

 現在も国産改造マシンのJAF-GT車両とフェラーリやポルシェ、アストンマーチンと言ったFIA-GT規定の車両がそれぞれの特色を活かした走りをみせファンを沸かせているが、今回坂東代表はJAF-GT車両に対する適切なFIA-GT規定車両としては「GT3が最も近い存在であると思う」として、2012年に向けてFIA-GT規定車両の中でも、GT3カテゴリーの参加に絞っていくと語った。

 今季のGT300クラスを見ると、JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430やtriple a Vantage GT2、ZENT Porsche RSRなどGT2規定のマシンが数多く参加しているが、GT2車両については2011年に参加している場合継続使用が認められること、ベース車両が量産されていない紫電やガライヤ等のマシンについても、来季継続参加している場合、“その後”も考えていくと坂東代表。2012年にはJAF-GT車両とFIA-GT3車両の“二本立て”を目指していくことになりそうだが、経済状況を見ながら、完全にGT2車両をシャットアウトするという訳でも無いようだ。

 現在世界的な主流として車両が多く流通しているGT3規定。メルセデスベンツSLS-AMGやアウディR8、ポルシェ、フェラーリ、コルベットなど魅力的なマシンが多く存在し、今後マクラーレンMP4-12CのGT3規定車両登場の可能性もある。JAF-GT規定車両とどんな競演をみせるのか期待したいところだ。

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