9日、JAFモータースポーツニュースの中で公開された2012年グランドツーリングカー500(JAF-GT500)車両規定の中で、新たに運動エネルギー回生システムの使用が認められる条文が加えられた。これにより、スーパーGTでハイブリッドシステムの使用が可能になる。

 9日に発表された2012年車両規定の中には、これまで通り3.4リッターV8、後輪駆動という駆動系に関する記述があるが、第8条『駆動系』の中に「基本車両の駆動方式に関わらず後輪による駆動のみが許される。また、運動エネルギー回生システムの使用が認められる。」という条文が加えられ、ハイブリッドやKERS等、エネルギー回生システムの使用が認められることとなった。

 具体的にどういったシステムの使用が認められるかは明らかにされていないが、エネルギー回生システムの使用は環境問題に対する観点からも当然の流れとは言える。すでに2007年には十勝24時間でスーパーGTマシンをベースにしたトヨタ・スープラHV-R優勝、さらにヨーロッパでは、ポルシェがウイリアムズ製のKERSを使用したポルシェ911 GT3Rハイブリッドを投入、ニュルブルクリンク24時間では勝利目前に至るなど、ハイブリッドレーシングカーが実績を挙げ始めている。

 なお、今回発表された2012年グランドツーリングカー500(JAF-GT500)車両規定の中には、新たに“車体および外部寸法”という項目の中に、「(ベース車両が)FF車両の場合、車体形状を前後方向ならびに上下方向に所定の範囲内で変更させ、それをJAFに登録することによって、基本車両の諸元寸法ならびに外面形状とみなすことができる」という項目も記載されている。これが何を指すのか気になるところだ。

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