今年最初のF1シーズンオフテストが終わり、2013年の戦いは昨年以上に接戦になるとの予想がなされている。

 先週、ヘレスで4日間にわたりF1合同テストが行われた。4日間総合のトップタイムをマークしたのは、フェラーリのフェリペ・マッサ、2位にはロータスのキミ・ライコネン、3位にはフォース・インディアのマシンを走らせたジュール・ビアンキが続いた。

 最初のテストのタイムから多くのことを読み取ることはできないものの、英AUTOSPORT誌のF1担当編集者、エド・ストローはヘレステストからふたつの印象を得たとして、次のように記している。
「ひとつは、(今年は)非常に接戦だということだ。去年以上に接戦になるかもしれない」
「もうひとつはチームの序列は2012年からさほど変わっていないということだ」

 今年はF1レギュレーションにほとんど変更がなく、ヘレスでは特にマクラーレンとレッドブル・レーシングが強力に見えたとストローは述べている。
 しかし昨年のコンストラクターズ選手権でトップ4に入ったレッドブル、フェラーリ、マクラーレン、ロータスのどこがトップに立ってもおかしくはなく、今後各チームが導入するアップデートによって勢力図は大幅に変わる可能性があると、彼は締めくくっている。

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