ニュージャージーとメキシコでの来季F1開催が中止になりF1の2014年のカレンダーが大きく変更になる可能性が高まっている。
FIAが9月に発表した来季F1カレンダーには22戦が含まれていた。しかし関係者によると、ニュージャージーとメキシコは来季開催への準備を間に合わせるのが難しく、カレンダーの最終バージョンから脱落する見込みであるという。
ニュージャージー戦の開催には以前から疑問がつきまとっていたが、来季開催が可能とみられていたメキシコも、新しい施設を建設するため2014年の開催には間に合わないということだ。
この2戦がなくなると、チーム側が以前から最大開催数と考えている20戦のカレンダーになる。
一方、暫定カレンダーで第2戦として3月30日に開催される予定のマレーシアの日程を1週間早め、開幕戦オーストラリアと2週連続開催にすることも検討されている。それによって現在のマレーシアとバーレーンの連続開催よりもチーム側のコストが下がることになる。
しかしこれに関しては最終的な決定が下されたわけではない。
また、来季は4月に移された韓国GPのオーガナイザーは、今もバーニー・エクレストンと開催日程について交渉を行っている。
合意に達することができなければ、来年インドGPが復活となる可能性もゼロではないとみられている。