#35「asset テクノ Z34」
新体制初レースはクラス4位
2013年スーパー耐久シリーズ(通称:S耐)に参戦するテクノファーストレーシングチームの#35「asset テクノ Z34」は、7月20~21日にツインリンクもてぎ(栃木県)において開催された第3戦「もてぎスーパー耐久」で、予選ST-3クラス8位(総合21位)からスタートしクラス8台中4位(総合45台中18位)でゴール。新体制初陣としてまずまずの結果を残した。
#35「asset テクノ Z34」をドライブするのは、昨年6年ぶりにS耐復帰を果たした小泉和寛を軸に、F4西日本シリーズから久しぶりのS耐参戦となる下垣和也、昨年はST-4クラスに参戦していた長谷川伸司の3名。S耐の参戦車両は改造範囲や排気量、駆動輪などの違いで6つのクラスに区分されるが、#35 Zが区分されるST-3クラスは排気量2,001~3,500ccの二輪駆動車により争われる。今回は2メーカー4車種8台の車両が参戦した。
開催地であるツインリンクもてぎのロードコースは、短いストレートと90度ターンが連続し、また急な下り坂もあるためブレーキやタイヤに厳しいコース。耐久レースでは、いかにそれらに優しく走るかがポイントとなる。また今年のS耐は開幕戦・スポーツランドSUGOが降雪のために中止になり、第2戦は韓国での開催。このため今回のもてぎが実質的な国内開幕戦で、過酷な真夏の5時間レースとなる。
7月20日の予選は薄曇りのもと行われ、Aドライバーの小泉、Bドライバーの下垣共にクラス8位となり合算でも8位総合21位。クラス2位につけた朝のフリー走行より2秒も遅いタイムだったが、これはマシントラブルのため。またCドライバーの長谷川も基準タイムをクリアし、これで決勝レースのスターティンググリッドが確定した。
5時間の決勝レースは12時15分にスタート。スターティングドライバーは小泉が担当した。開始早々にクラッシュする車両があり、セーフティカーが導入されるなどレースは序盤から混乱。小泉はST-2クラスの車両とバトルを演じていたが、16周目にこれをパスするとようやく本来のペースをつかみ始めた。暑い長丁場のレースを想定して事前に準備をしていた小泉は、クラス6位/総合16位へ順位を上げた35周でピットイン。交代した長谷川は、周囲の車両にトラブルが続きクラス4位まで一旦順位を上げたが、結果的に37周を無事走り終え72周目にクラス5位/総合20位でピットイン。続いた下垣はこの順位を守って38周を走り110周で最後のピットインをした。
最後に二度目のスティントを担当した小泉は安定した走りを続け、終盤にクラス4位/総合18位へ順位を上げ、まだ明るい17時過ぎにチェッカー。表彰台こそ逃したものの、シーズン最初の過酷な耐久レースで、堅実にポイントを獲得するというまずまずのスタートを切った。
小泉和寛
「今年から車両がZ33からZ34に変わり、また一緒にレースを戦うメンバーも変わりましたが、上を目指すチームの雰囲気に変わりはありません。耐久レースは完走しないと意味がないレースなので、無事最後までトラブルなくチェッカーを受け結果が残ったことはうれしく思います。今年も目標は『まずは表彰台獲得』。同じチームの34号車ともデータを共有できますし、新メンバーで力を合わせてぜひ表彰台に立ちたいと思います」
