バレンシアF1合同テストが最終日を迎え、ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンがマクラーレンMP4-25での初走行を行った。午前中、シートポジションの調整に時間を費やし、走行時間をロスしたというバトンは、バレンシアでのテストタイムでは、実際のシーズン中の予想はできないと述べた。

 3日、バトンは初めてマクラーレのテストに参加、午前中はシートポジションの調整に費やし、午後にはロングランを行い、マシンバランスおよび自分好みのセッティングを見つける作業を行った。バトンは83周を走行し、1分12秒951のタイムでこの日の7人中5番手、3日間総合では10番手にとどまった。

 BBC Sportに対してバトンは、マクラーレンの信頼性には満足していると語り、まだ各チームの力関係を予想するのは早いと述べた。また、この日自分はあまり走行することができなかったのが残念だとも語っている。
「厳しい一日だった。もっとテストに時間を費やすことができればよかったんだけど」とバトン。
「コクピットの中で快適にいられるための作業に、かなりの時間を費やした。ポジションが高すぎて、快適ではなかったんだ。だからかなり変更しなければならなかった。でももう自分に合うポジションになった」
「このサーキットは、シーズンを通してマシンがどういう状態になるか、感触を得るのに最適な場所とはいえない。レース開催地とはかなり違っていて、バランスがまったく異なっているんだ」
「フェラーリが速いというのは確かだろうけど、どの程度速いかは分からない。ただ、コンペティティブでなければあのタイムは出ないだろう」
「彼らがあのタイムを出した時、どれぐらい燃料を積んでいたかは分からない。でも明らかに燃料をたくさん積んだ、遅めの周回の時でも、そこそこよかった。それでも誰が速くて誰が遅いかは、今は予想できないよ」

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