更新日: 2018.02.16 10:48
ARTA Garaiya、決勝は燃費とタイヤで上位を狙う
ARTA Project
第5戦 鈴鹿 予選レポート(GT300)
明日は燃費とタイヤで上位を狙う
予選ではストレートスピードの速いFIA勢に対抗するのは難しかったので、午前のセッションは1,000kmという長距離に対する戦略を見据えてセットを進めていった。タイヤ戦略が非常に重要なファクターになるので、タイヤとのマッチングを確認する作業を行った。そこそこバランスの良い決勝用セットを見つけ出し予選の開始を待った。
Q1のアタッカーは松浦孝亮。松浦は14位でセッションを終え、Q2進出を決めた。Q2を担当した高木真一はタイヤを労わりつつ、Q3進出を狙ったが、15位のタイムを記録するのが精一杯だった。
Q3進出はならなかったが、決勝へ向けてタイヤ戦略の幅が広がったので、少しでも多くのポイントを獲得したい。
鈴木亜久里監督のコメント
「今のガライヤのパフォーマンスを上手く引き出せていると思うけど、予選ではこのポジションが精一杯かな。決勝はマシンバランスも良いので、戦略を立てて上位でチェッカーを受けられるように頑張ります。」
佐藤真治エンジニアのコメント
「予選のポジションがあまり良くなかったのは全体的にパフォーマンスが不足していました。しかし、午前のセッションはタイヤを含め、決勝を見据えたセットを進めていたのでマシンに関してはそれほど不安はありません。明日は距離が長いので、燃費が良いJAF-GT勢に有利に働くのでは無いかと考えていますので、ひとつずつ順位を上げられるように頑張ります。」
高木真一選手のコメント
「予選は決勝用のタイヤだったので、タイヤを温存しながらのタイムアタックになってしまいました。しかし、全開でアタックをしたとしても、FIA-GTとの差を縮めるのは難しかったかも知れません。予選は予定通りと言いたいところですが、もう少し上のポジションに行きたかったです。今履いているタイヤは決勝で良いパフォーマンスを発揮すると思いますので、決勝につながる内容の予選だったと思います。明日は追い上げて行きます。」
松浦孝亮選手のコメント
「予選はもう少し上にいけるんじゃないかと予想していました。トップと差は大きいですが、戦略と燃費の良さで前に行けると思いますので頑張ります。」