ARTA Project
第2戦 富士 予選レポート(GT500)
チャンスを逃すもマシンは良好
雲ひとつ無い快晴に恵まれた富士スピードウェイは、予選、決勝を通して晴れの予報だ。チームは開幕戦でマシンのセットアップに手応えを感じていたので、その流れで富士向けにセット変更をして持ち込んだ。
午前のフリー走行の走り出しはラルフ・ファーマンが担当した。全体的にアンダーステアの傾向が強かったがバランスは良く、決勝を考えれば悪く無いフィーリングだった。予選はマシンが曲がるようにセット変更をするが、基本のセットは感触が良さそうだ。
Q1のタイムアタックは松浦孝亮がステアリングを握った。松浦は路面の状態が良くなるまでピットで待機していたが、他車がコースインを始めたので、同じタイミングでコースインした。松浦は入念にタイヤを暖めてアタックラップに入ったが、ここで赤旗が出てしまいセッションが中断された。他車が最終コーナーの出口でマシントラブルの為、マシンを止めてしまった。このマシンの排除の為に赤旗が出された。既にタイヤを暖めていた松浦はアタックのタイミングを失ってしまった。
マシンの回収が終わり、残り時間は5分。松浦は再度タイヤに熱を入れてアタックを開始した。午前のタイムを上回ったものの11位でQ1を終え、Q2進出はならなかった。しかし、マシンのバランスは非常に良いので、明日の決勝では、徐々に順位を上げて表彰台を狙いたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「トップから僕たちのポジションまでのタイム差が0.5秒くらいしか差が無かったので、順位は良くないけどそんなに悲観しなくても良いと思う。決勝のセッティングは良さそうだし、長距離のレースなので、チャンスはあると思うし、良い結果を出せると信じています」
佐藤真治エンジニアのコメント
「午前の走行はアンダーステアの症状が出ていたので、予選はその症状を消す方向でマシンのセット変更をしました。しかし、Q1では午前のタイムより良かったものの赤旗によりアタックのタイミングを失ってしまい、Q2進出を逃してしまいました。マシンのパフォーマンスは高いので長丁場のレースを上手く走れれば良い結果を出せると感じています」
ラルフ・ファーマン選手のコメント
「午前の走行はアンダーステアの傾向があったが、決勝に向けたセッティングは良いものに仕上がったと思っています。明日のレースでは、良い走りをお魅せ出来ると思いますし、表彰台を目指してポイントを獲得して選手権争いをしていきたいです」
松浦孝亮選手のコメント
「マシンの状態は非常に良いところまできていたのですが、赤旗でタイムアタックのタイミングを失ってしまいました。皆、同じ条件なので、言い訳は出来ませんが、タイヤの温度や内圧を上げるには残り時間が少なかったと思っています。Q2へ進出出来なかったのは凄く悔しかったですが、明日のレースは長いですし、マシンの競争力は高いのでポジティブに考えて決勝に挑みたいと思います」
