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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.08.19 00:00
更新日: 2018.02.16 10:50

ARTA HSV-010、サバイバルレースを7位で完走


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ARTA Project
第5戦 鈴鹿 決勝レポート(GT500)

サバイバルレースを7位で

 決勝日の天気は晴れの予報だったが、午前のフリー走行直前に雨が降ったために、ARTA HSVはレインタイヤのバランスの確認と新品タイヤの皮むきを行う。決勝用のセットはバランスが非常に良く、上位入賞が期待された。

 スタートはラルフ・ファーマン。序盤は着実に順位を上げ、25周を過ぎたあたりでポジションを8番手まで上げる。前車のピットインもあり、ルーティンのピットインを行う33周目には6番手までポジションを上げていた。

 第2スティントの走行を担当した小林崇志は10番手でコースに復帰。トップグループに匹敵するタイムで周回を重ね7番手までポジションアップしたが、60周目に差し掛かる前に300クラスのマシンと接触してしまう。これが原因で小林は30秒のピットストップペナルティを受けてしまう。ペナルティを受けた次の周にルーティンのピットインを行いラルフに交替した。ラルフは11番手でコースに復帰。非常に速いラップタイムで周回を重ね、103周目に8番手のポジションでピットイン、小林に替わった。小林は9番手でコースに復帰したが、すぐにポジションを元に戻す。その後も自己ベストタイムを出すなど順調にレースを進め137周目に最後のピットインを行った。ラルフは8番手のままポジションをキープし終盤に差し掛かったところで他車が130Rで大クラッシュ。これによりポジションをひとつ上げる事になった。セーフティーカーが4周に渡り入り、その後レースは再開したが、ペースは非常に良かったものの序盤のペナルティでラップダウンになっていたため、これ以上順位をあげる事は難しく7位でチェッカーを受け開幕依頼のポイント、5点を獲得した。

鈴木亜久里監督のコメント
「非常に調子が良かったので300クラスと接触してしまったのが痛かったね。あれが無ければ表彰台も狙えたペースだっただけに残念。#52のチームには申し訳ないと思っています。それと、マシンの調子が良い時にこのようなミスを無くしていく事が非常に重要なので、今後はこのような事が無いようにしていきたいです。マシンは非常に良くなってきているので、次回以降はトップ争いをしていきたいです。」

伊与木エンジニアのコメント
「今まで調子が悪かったマシンでここまで頑張ってくれたドライバーには感謝しますし、本当に良く走ってくれました。結果が良かったか悪かったかは誰がどのように評価するか分かりませんが、次のレースに向けてさらに良い結果が残せるように準備していきたいです。」

ラルフ・ファーマン選手のコメント
「マシンの良いセットを見つける事が出来たので、レースは非常に速いペースで展開する事が出来ました。特に前半のスティントのバランスは良かったです。後半のスティントはオーバーステアの症状が出てきてしまいましたが表彰台も狙えたかも知れません。次回の富士が楽しみになってきました。」

小林崇志選手のコメント
「長距離の1,000kmを走りきる事が出来た事とポイントを獲得する事が出来たのは良かったのですが、ボクのミスで大きくタイムロスしてしまったので責任を感じています。これが無ければ表彰台も狙えたかもしれないので残念です。次回に向けて準備をしていきたいです。」


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