2012 AUTOBACS SUPER GT
Rd.2 FUJI GT 500KM RACE 決勝
第2戦 富士 決勝レポート(GT500)
ラルフ、スタートでの作戦裏目に
午前のフリー走行は決勝の確認走行に徹した。ウェットから徐々にドライに変わっていく不安定なコンディションだったが、チームは予定通りメニューを消化した。
スタート・ドライバーはラルフ・ファーマン。500kmのレースは2回のドライバー交代が義務付けられているので、ラルフ-小林-ラルフの順番でレースを戦う作戦を立てた。決勝はスタート直前に雨が降り出したため、セーフティーカースタートとなった。スタート直後に雨が強まり、1周回ったところで1台のマシンがピットインをしてレインタイヤに交換。さらに雨は強まり次の周には殆どのマシンがレインタイヤへ交換する為にピットインしたが、ラルフは賭けに出てドライタイヤのまま走行し続けた。2周目にはセーフティーカーも退き、ラルフはトップで1コーナーへ向かったが、レインタイヤを装着したマシンが続々と迫ってきて、4周目までに最後尾まで順位を落としてしまう。ラルフは雨が止む事を予想して我慢の走行を続けたが、5周目のBコーナーで300クラスのマシンに接触してしまい、マシンにダメージを負って残念なリタイヤとなってしまった。
鈴木亜久里監督のコメント
「非常に残念な結果になっちゃったね。ピットからはレインタイヤに履き替えるように指示を出したんだけど、ラルフはドライで勝負する事を選んだ。しかしこれもレース。マシンのバランスは良いので、次のマレーシアで良い結果を出せるように頑張ります。」
伊与木エンジニアのコメント
「フリー走行からマシンのバランスは良かったので、この結果は非常に残念です。ピットの指示とドライバーの考えのどちらを優先するかを明確にする事が強いチーム作りに必要だと思います。しかし、ドライコンディションでの他のHSV-010のタイヤチョイスとラップタイムを見て、我々のタイヤチョイスと比較すると、我々は間違った選択をしていなかったと思いますし、マシンバランスの良さを考えると今後が楽しみです。」
ラルフ・ファーマン選手のコメント
「スタート直後に雨が強まってきましたが、私はドライタイヤで勝負する選択をしました。しかし、300クラスのマシンに接触してしまい、ダメージを負ってしまいました。マシンを仕上げてくれたチームに申し訳ない気持ちです。次回は挽回したいと思います。」
小林崇志選手のコメント
「予選も決勝も天気に対して読みが外れてしまったのが全てですね。たらればになっちゃいますが、レースが出来ていれば良いポジションで争えたと思いますので、良い流れを作り直して次のセパンにつなげたいです。」
