第3戦 セパン 決勝レポート(GT500)
マシンバランス良くなるも不運
今朝の気温は27℃と低かったものの、朝のフリー走行が始まるまでにはマレーシアらしい気候になった。
いつもの通り決勝へ向けてセットアップを進めたが、バランスは昨日より良くなり、決勝では期待が持てそうな内容でセッションを終えた。
決勝スタートは小林崇志が担当。フォーメーションラップは隊列が整わなかったのかどうか分からないが、2周行われた後にスタートが切られた。小林はタイミング良く飛び出し、1コーナーで2台を抜き、3コーナーでさらに1台抜いて、オープニングラップは順位を3つあげて戻ってきた。しかし、4周目にシフトインジケーターにトラブルが生じ、その間に12番手までポジションを落としてしまった。その後は安定したラップで周回を重ねていった。他車のピットインもあり、ラルフ・ファーマンに交代する25周目には6番手までポジションをあげた。ラルフは12番手でコースに復帰。タイヤが暖まる前に1台に抜かれ、13番手で周回を重ねた。そのまま44周目まで13番手をキープしたが、前車の接触もあり、45周目には11番手に順位を上げた。しかし、46周目に入る最終コーナーで突然失速し、ストレートでストップしてしまった。レース後にマシンを確認したところ、マシンの外側に付いているキルスイッチに何か異物が当たって破損してしまい、電気が落ちてしまったようだ。
非常に残念な結果になってしまったが、マシンバランスは良かったので、次回以降巻き返しを図りたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「スタートで小林が数台抜いてきたんだけど、すぐに電気系のトラブルが出てしまい順位を落としちゃったね。マシンバランスが良い時はトラブルが出るし、トラブルが出ない時はバランスが悪い。今度のテストで悪いところを洗い出して、流れを作っていきたいね。」
伊与木エンジニアのコメント
「残り数周で、いきなり電気が無くなる症状が出てストップしてしまいました。ラルフはマシンバランスがだいぶ良くなってきたと言っているものの、一発のタイムに課題が残ります。もう一歩上のレベルに上げなくてはならないので、次回までに良く考えます。」
ラルフ・ファーマン選手のコメント
「電気のトラブルで止まってしまったのは残念だったが、マシンバランスは徐々に良くなってきている。しかし、まだアンダーステアの症状が出ているので、次回のテストでセットを見直し、挽回したいと思います。」
小林崇志選手のコメント
「決勝は朝のセットを変えて走る事になりました。バランスは非常に良くなり、数台抜く事が出来たのですが、そのすぐ後にモニターにトラブルが出てしまい、ストレートスピードが伸びず順位を落としてしまいました。方向性としては良いマシンを作る事が出来たと思います。しかし、まだトップ争いするまでには至っていないので、次回までにさらにマシンを良くして優勝争い出来るようにしたいと思います。」
