ARTA Project
第8戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート(GT500)

小林健闘も結果残せず

 午前のフリー走行はドライコンディションで行われたが、午後の予報が雨なので、チームは雨を想定したセットアップを進めながら、バランスの確認を行った。マシンバランスは良さそうなので、後はどのくらいの雨量が降るのかが気になった。

 スタートはラルフ・ファーマン。スタート時は雨が降っていたので、セーフティーカースタートとなった。2周のセーフティーカーランが終わると、3周目から本格的にレースが始まった。ラルフはタイヤに熱が入るまでペースが上がらなかったが、5周目にはトップグループのタイムに匹敵するタイムで周回を重ねた。ラップタイムは良かったものの、雨のもてぎで前車を抜くのは難しかった。途中、グリップダウンの症状が出てしまったが、雨が少し弱まりコンディションが回復してきた。グリップを取り戻したマシンは徐々にペースを上げた。前車の脱落やピットインもあったが、26周目までにポイント圏内の8番手までポジションをあげてきた。バランスもラップタイムも良かったので、続く小林崇志のパフォーマンスが期待された。28周目にルーティンのピットインを行い、小林は12番手でコースに復帰した。小林は非常に良いペースで周回を重ね、34周目にはひとつポジションを上げた。その後もハイペースで順位を上げられそうだったが、41周目に痛恨のスピン。コースへ復帰する事が出来たものの、周回遅れになってしまった。ハイペースで周回を重ね挽回を試みたものの、残り周回数も少なく、13位でレースを終えた。   

 1年間応援して下さったファンの方々に良い結果をお見せする事が出来ませんでしたが、来年に向けて今から準備を進めていきたいと思います。しかし、まだJAF GPが残っているので、そこで良い結果を残せるように頑張ります。今年も応援ありがとうございました。

鈴木亜久里監督のコメント
「良いペースで走れていただけに残念だった。小林は良く頑張ったんだけど、ミスしてしまったね。応援して下さっている皆さんには申し訳ない気持ちで一杯ですが、でもこれが彼の経験に役立てば良いと考えています。公式戦はこれで終わりましたが、まだJAF GPが残っているので、ここで良い結果を出してシーズンを締めくくりたいです。応援ありがとうございました。」

伊与木エンジニアのコメント
「前半は浅溝タイヤでいきました。水が減ってからはペースも上がったので、このままのコンディションが続けば良いと思いましたが、途中で雨量が増えてきてしまい、ペースを上げるのは難しかったです。後半は深溝タイヤで行きペースも悪く無く、ポイントを獲得出来ると思っていましたのでコースアウトは痛かったですね。しかし、バランスは良さそうなので、JAF GPではこの内容を活かして挑みたいです。」

ラルフ・ファーマン選手のコメント
「昨晩セットを変更したところ、今朝のフリー走行ではマシンバランスが良くなっていました。決勝ではギャンブルだったかも知れませんが、雨が降っている中でミディアムタイヤを選びました。雨量が多いときは難しい走行になりましたが、雨量が少ないときは良いペースで走れたと思います。結果は残念な結果になりましたが、この内容を今後に活かしていきたいです。」

小林崇志選手のコメント
「後半のスティントを担当しましたが、思うようにペースを上げることが出来ませんでした。12号車と争っていて、うまく抑えていたのですが、こらえきれずスピンしてしまいました。自分のミスでレースを台無しにしてしまって申し訳ないと思っています。自分の力がまだまだ足りないことが良くわかったので、この経験を生かせるように頑張りたいと思います。今年も応援ありがとうございました。」

本日のレースクイーン

佐藤茜さとうあかね
2026年 / スーパー耐久
Athlete X レースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年6月号 No.1620

    [特集]新世代F1テクノロジー新解釈
    パワーユニット、エアロ、足まわり
    ──世界一の知恵比べを読み解く

  • asweb shop

    次のレースまで待ちきれない!『autosport web shop』でGTグッズ送料無料フェア開催中。5月31日まで

    次戦までまてない!GTグッズ送料無料フェア