ARTA Projectレースレポート

第2戦 富士 予選レポート(GT500)

明日は戦略勝負で上位を目指す

 第2戦の富士はやや強めの雨で始まった。予選が始まる午後には雨が上がる予報だが、チームは午前のフリー走行で入念にタイヤの選択とセットアップを進めた。

 予選1回目はラルフ・ファーマンがアタックを担当。雨は弱くなったものの依然として降り続いていた。気温も低かったため、チームはソフトタイヤを選択してラルフをコースに送り出した。ラルフはセッション序盤にベストタイムを叩き出したが、タイヤの性能を最大限に引き出した後に雨が弱まりコンディションが良くなっていった。終盤にタイム更新を試みたが、最もグリップ力があるところを使い切ってしまい、タイムアップする事は出来ずスーパーラップ進出を逃してしまった。スタートのポジションは14位だが、明日は500kmの長距離レース。好機をうかがい上位進出を目指す。

鈴木亜久里監督のコメント
「タイムを出すタイミングが本当に難しい予選だった。雨が降る量を完璧に予測出来る人なんていないけど、強さが足りなかった。でも明日は長距離のレースなので、チャンスはあると思っています。しっかりと戦略を立てて、決勝で笑えるようにしたいね。」

伊与木エンジニアのコメント
「スーパーラップに進出出来なかったのは、タイヤチョイスミスとは言えませんが、Q1の終盤にソフトのニュータイヤを使えれば違った結果になっていたと思います。結果的にQ1の終盤に雨量が少なくなって、そのタイミングでソフトタイヤを投入出来れば良かったと思いますが、この変わりやすいコンディションを読む事は難しかったです。明日はドライコンディションの予報なので、岡山で良かったセットを基に考えていきたいと思います。」

ラルフ・ファーマン選手のコメント
「序盤にタイムアタックをしてタイヤが最も性能を発揮する部分を使い切ってしまいました。予選終盤にコンディションが良くなってきた時に良いタイムを出すのは不可能でした。少々運が無かったのだと思います。しかし、明日は長距離のレースなので、上位でチェッカーを受けるチャンスはあると思います。」

小林崇志選手のコメント
「今日は雨量が多かったり少なかったりとコンディションが安定せず、セットアップとタイヤチョイスがうまく進められませんでした。天気に左右されるカタチでスーパーラップ進出を逃しましたが、明日は距離が長いレースですので、ミスの無いようしっかり走れば良い結果が残せると思います。」

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