aprは16日、スーパーGT300クラスのavex apr COROLLA Axioのドライバーを、山内英輝から峰尾恭輔に変更すると発表した。昨年まで31号車MR-Sをドライブしていた峰尾は坂本雄也とふたたびコンビを組むことになる。

 現在ランキング11位につけるavex apr COROLLA Axioの今回のドライバー変更は、山内の強いフォーミュラと海外への想いよるものだという。自身のブログ(http://ameblo.jp/hideki-yamauchi/)で山内は、「次戦の菅生から峰尾さんと交代することになりました。関係者の皆様、今まで応援して頂いた皆様、本当に申し訳ございません。どうしても自分自身フォーミュラで戦いたいという気持ちと、海外に挑戦したいという気持ちが強く、今後海外のレースに挑戦していくために、海外の方を集中したいという想いから、aprの皆様と話し合い交代という決断となりました」と語っている。

 山内はこれまでフォーミュラトヨタ、FCJ、そして昨年は全日本F3ナショナルクラスでチャンピオンになるなど、常にフォーミュラを主戦場としてきたドライバー。小さな頃からの夢であるF1への挑戦、海外への挑戦を目指すための決断だったようで、aprも「山内選手が海外で参戦する事により高い評価がなされ、近い将来には日本を代表する選手になるとチームは信じております」という決断に至ったようだ。

 峰尾はARTAプロジェクトのサポートドライバーのひとりで、2006年にハンコックエンドレスポルシェでデビュー。2007年、2008年はaprで31号車MR-Sを駆った実績をもつ。aprでは「チームの総合力アップに繋がると判断しました」とその起用の理由を述べている。

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