8月9日(土)にタイのパタヤでスタートしたアジアクロスアントリーラリーは、7日間2カ国にわたる戦いを終え15日(金)カンボジアの首都プノンペンでゴール。タイのナタポン・アングリットハノン(タイ/トヨタ・ヴィーゴ)がSS合計タイム10時間06分35秒で優勝した。日本人最上位は車椅子の元Moto GPライダー、青木拓磨(いすゞmu-X)で4位。タイムは11時間05分08秒だった。そして5位には伊藤芳朗(いすゞD-MAX)が入った。

 ラリー最終日レグ6は、51kmのSS6を含む計198kmを走行。首都プノンペンを出発し、田園地帯を中心とするコースを走行した後再びプノンペンへと戻ってくるルート設定だ。SSの走行距離が短いため、前後と大きくタイム差のある選手は全開走行を行わず順位キープの走り。そのような状況で、三菱アウトランダーPHEVで出場する青木孝次は最後のアタックを行い、今大会のベストリザルトとなるSS2位をマーク。走行距離が短く全開走行を続けても電池のパワーダウン幅が少ないため、アウトランダーPHEVの力をフルに引き出し最終SSでついに2番手タイムをたたき出した。総合順位は前日のコース迂回による2時間のペナルティが響き14位に留まったが、2年連続でエレクトロニックのT1Eクラス優勝を実現。当初の目的を達成することに成功した。

 青木は「今回は毎日PHEVのセッティングをし少しづつ変え、いろいろなことがわかった。クルマが日々進化していくのが感じられて楽しかったです。最終的にはモーター駆動の航続距離が前回よりも2倍ぐらい伸びて、パワフルに走ることができた。とても収穫の多いラリーでした」とコメント。PHEV、そして乗用車ベースのSUVが苛酷なラリーの場でも通用することを結果で証明した。

 大会唯一の女性ペア、井藤鈴/ロスリン・シェン組(三菱ストラーダ)は総合10位でフィニッシュ。最後の最後まで安定感のある走りを続け、ふたりはプノンペンのフィニッシュランプではつらつとした笑顔を見せた。また、トヨタ・ランドクルーザー・プラドで出場したヒロミは総合11位、ガソリンエンジンのT1-Gクラス2位で完走。「今回のコースはスピードが高くけっこう危ないところも多かった。最後まで走りきれてよかったよ。このラリーは2回出てもうおなかいっぱいになるぐらい満足した。来年の20回大会は哀川翔さんが出たがってるから、彼に任せるよ」と7日間にわたる苛酷な戦いをふり返った。

 2輪クラスではアジアクロスカントリーラリー初出場の前田啓介(KTM 450EXCR)が優勝。タイのステージで築いたリードを守りながら最終日を迎えたが、最後のSS6でパンク。それでも最後まで走りきり、初出場初優勝を実現した。

本日のレースクイーン

八乙女あんなやおとめあんな
2025年 / スーパーGT
WinG
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年2月号 No.1616

    スーパーGT 20周年記念特集
    激動、勇退、高揚。
    忘れられない20年

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円