2012年からDTMドイツツーリングカー選手権に復帰するBMWは、他2メーカーとともに7日から9日までポルトガルのエストリルでテストを実施。6名のドライバーが走行した。
今季からのDTM復帰に向けて積極的にテストを行うBMWは、7日からエストリルでテストを開始。すでにレギュラードライバーに決まっている6名のドライバーのうち、セブリングでALMSテストのためにBMW M3 GTのステアリングを握っているジョーイ・ハンドが不参加。代わってリザーブドライバーに決まったばかりのマルコ・ウィットマンが参加した。
DTMに復帰するBMWは3チームがM3 DTMを走らせることになっているが、このうちチームRBMのマシンが新たにドイチェポストのイエローのカラーリングに彩られることに。これでスポンサーカラーになったマシンは、カストロール・エッジ/アラール・アルティメットカラーに続く2台目となった。
今季メルセデスベンツからBMWに移籍したブルーノ・シュペングラーは、エストリルテストを終えて「今回のテストで、新しいステップを踏めたと思うよ。いろいろなことを試したし、たくさんの事柄を学ぶことができた。シーズンを前にしたこの時期に、我々が望む正しいことができたと思う」とコメントしている。
一方、同じくエストリルテストに参加したメルセデスベンツ勢はシルバーのAMGカラーとブラックのトマス・サボカラーに、フェンダーやサイドシルなどを偽装したカラーリングで参加。また、アウディA5 DTM勢は全体を偽装したカラーリングで参加している。