今季、20年ぶりにDTMに復帰しBMW M3 DTMで活躍しているBMWモータースポーツだが、来季はメルセデスベンツやアウディ同様に8台体制にする事を思索しているとBMWモータースポーツ代表のイェンス・マルカルトが明かしている。

 2012年は6台でDTMに参戦しているBMWだが、来季8台になると2名で追加のドライバーが必要になる。そのドライバーの最有力候補としては、現在ヨーロッパ内で最も注目されているベルギー出身のマキシム・マルティンの名が挙がっている。

 マルティンは現在ADAC GTマスターズでアルピナワークスのB6 GT3や、ブランパン耐久シリーズではマルクVDSのBMW Z4 GT3でフル参戦中。ブランパンではドライバーとチームランキングの両方でトップに立っており、今季のシリーズ優勝が最も期待できるドライバーだ。

 7月末に行われたスパ24時間レースでも、アンドレ・ロッテラーやトム・クリステンセン等のル・マン24時間王者組、元F1ドライバーのオリビエ・パ二スなどスタードライバーが勢揃いする中、高いポテンシャルを見せつけたマルティン。カスタマーチームを激励しに訪れたマルカルトも、その際にマルティンのポテンシャルに目を見張り、BMWモータースポーツの首脳陣を唸らせていただけに、近々DTMのテストを受ける可能性があるとされている。

「もちろんBMWのワークスドライバーになれたらすごく嬉しいよ。僕の今の目標は、何よりもワークスドライバーにいち早くなる事だからね」と笑顔で語るマルティン。8月に開催されたスーパーGT第5戦鈴鹿にもゲストドライバーとして参戦する事を強く望んでいたが、願いが叶わず残念そうにしていた。

 マルカルトは、現在数名の次期DTMドライバー候補がおり、「彼らの今季の活躍をチェックしている」とドイツのモータースポーツウェブサイト『Motorsport-Total.com』に語っている。さらにはDTMだけではなく、GTやALMSの有能なドライバーも発掘したいと話していることから、来季のBMWワークスドライバーラインナップが大きく変更にされる可能性もあるだろう。

 また、毎年の年末恒例行事となっている世界中のBMWのプライベートドライバーを表彰するアワード『BMWスポーツ・ポカール』でポイントランキング1位を獲得したドライバーには、賞金だけでなくBMW M3 DTMのテストのチャンスも与えられるだけに、DTMの新規ふたつのシート争いは興味深い展開になりそうだ。

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