英autosport.comが6日報じたところによれば、BMWが2012年にDTMドイツツーリングカー選手権への復帰を果たした際には、WTCC世界ツーリングカー選手権、もしくはGTの活動のどちらかを撤退するだろうとしている。
BMWモータースポーツの代表であるマリオ・タイセンが英オートスポーツ誌に語ったところによれば、DTM、WTCC、GTの3つの活動のすべてを継続していくことは困難で、その中で“プライオリティ”を決定しなければならないという。
この中で、WTCCについては今季の終わりまで、M3 GT2を使用したGTレースでの活動については2011年まで活動すると伝えられている。BMWはまた、WTCC、WRC世界ラリー選手権で将来使用される予定のS2000規定1.6リッターターボエンジンの開発を進めていると言うが、この開発がWTCCの参戦延長を示すことではない、としている。
すでに報じられている通り、BMWはミニブランドでのWRC参戦を決定しており、BMWが開発中の1.6リッターターボはこのミニWRカー用、または世界中のツーリングカーレースで活動しているBMWカスタマーに供給されるユニットになるのではないかとautosport.comは伝えている。