BMWは、12月5日に発売されたプレイステーション®3用のリアルドライビングシミュレーター『グランツーリスモ6』上で、タイムトライアルイベント『BMW Z4 Challenge』を開催することになった。
ゲームファンはもちろん、モータースポーツファンにとってもお馴染みの『グランツーリスモ』シリーズの最新作『グランツーリスモ6』では、近年のモータースポーツ界で多くのユーザーをもつFIA-GT3規定車両が4台ラインナップされており、スーパーGTでもお馴染みのBMW Z4 GT3は、MY2011のBMWワークスカラーのZ4をプレイすることができる。
今回、そのグランツーリスモ6内のBMW Z4 GT3を使い、ユニークなイベントが開催されることになった。これは、実際のレースとゲーム内での走行タイムを競うというもので、今季スーパーGTに参戦するBMW Z4 GT3の実車が3月初旬に行うテスト走行のタイムと、GT6内でプレイヤーが走行するタイムを競い、まずは予選を行うという。
ここで、実車の走行タイムを上回ることができたプレイヤーはまず予選を通過。GT6内で開催される本戦へと進むことになる。ちなみに、予選にエントリーしたプレイヤー全員に、参加特典としてGT6内で使用できる特別限定カラーのBMW M4がプレゼントされるとのこと。
このイベントは日本のみならずアジアでも開催され、アジア各国上位1名のプレイヤーと、日本での本戦を勝ち進んだプレイヤーを5月3日〜4日に開催されるスーパーGT第2戦富士に招待。ここで決勝戦が行われるという。この決勝を勝ち抜きアジア最強のプレイヤーとなったウイナーは、なんと今年6月にトルコのイスタンブールで開催されるサーキットイベント『M Power Experience 2014』に招待されるとのことだ。
バーチャルとリアルの垣根を越えて展開される『BMW Z4 Challenge』。エントリー方法や詳細ルールについては、後日BMWジャパン内のHP『BMW M HEAT』(http://bmw-m-heat.jp)にて告知されるという。
ちなみに、昨年のスーパーGT第6戦富士で記録されたBMW Z4 GT3の予選タイムは1分39秒598。鈴鹿なら2分4秒193だ。イベントに備えて練習するなら、このタイムを意識しておくといいかもしれない。