FIAが決定したF1におけるコストキャップ制について、フェラーリに続きBMWも反発を示している。
2010年からF1に4,000万ポンドの任意の予算制限制が設けられることが決定したことに対し、BMWモータースポーツディレクター、マリオ・タイセンは、警告を発している。BMWの取締役会は2月にF1活動の続行を決定しているが、F1の環境が劇的に変われば、“プロジェクトはそれだけ大きな影響を受ける”とタイセンは主張した。
「ふたつのクラスがあるF1は、BMWにとって魅力的ではない」とタイセンは、ミュンヘンで行われたメディアイベントにおいてコメントしている。
「一気に3倍も減らすことなどできない。たとえば2、3年かけて段階的に進めていくのなら可能だろうが」
