6日、ロータス・ルノーGPのロバート・クビカがラリー参戦中にクラッシュ、重傷を負ったニュースを受け、2006年から2009年までクビカとともにF1を戦ったBMWモータースポーツが、クビカの回復を願う声明を発表した。
「ロバート・クビカのアクシデントの報せは個人的にも、BMWモータースポーツの全員にとっても大きなショックだった」と語るのは、BMWモータースポーツのマリオ・タイセン。
「我々は長く彼と協力し、素晴らしい時間をともに過ごしてきた。ロバートはF1デビューを我々とともに飾り、たくさんの成功をともに手中にしてきた。その中でもワン・ツーフィニッシュを果たした2008年モントリオールはその中でもハイライトと言えるものだ」
「その前の年の2007年モントリオールでは、ロバートが恐ろしいアクシデントに見舞われ、我々はモーターレーシングがいかに恐ろしいものなのか再確認させられた。その時は幸運にもロバートはすぐに病院から出てきて、再び成功への道をともに歩むことができたんだ」
「我々BMWモータースポーツは彼のことを思い、彼がなるべく速やかに、そして完璧に復活することを願っている」
一方、BMWと同様にクビカが2006年から2009年までをともに過ごしたザウバーF1チームも、ペーター・ザウバー代表のコメントをホームページに掲載した。
「ロバート・クビカに関するニュースは、我々ザウバーにとって大きなショックだった。ロバートは我々のチームで4年を過ごし、チームメンバーの多くは個人的に親しい間柄だ。彼のベストと早期の回復を願っている」とペーター・ザウバーは語っている。