2月22日、富士スピードウェイで今季スーパーGT300クラスにBMW Sports Trophy Team Studieが投入する予定のBMW M6 GT3がシェイクダウンされた。

 今季ドイツメーカーを中心に、多くの車両がGT300クラスに投入される予定のFIA-GT3規定車両。アウディR8 LMSをはじめ多くのマシンがすでに実戦テストを繰り返してきている中で、まだそこまで実戦経験がない期待のニューマシンが日本に到着した。BMW Sports Trophy Team Studieが投入予定のブランニューマシン、M6 GT3だ。

 マシンはドイツのBMWモータースポーツから、21日に専用のカバーに覆われ日本到着。チームはカーボン地のマシンが届くことを予想していたが、カバーを外してみるとM6 GT3にはBMWモータースポーツのワークスカラーリングが。どうやらプロモーション等で使用される予定など、事情があったのではないか……? とチームの鈴木康昭代表は予想するが、チームはこのカラーの上にスポンサーロゴを貼り付け、富士に持ち込んだ。ちなみに、実戦ではこのカラーリングではないという。

 14時20分からのスポーツ走行で、荒聖治の手によりシェイクダウンされたM6 GT3は、アウト〜インで各部のチェックを行った後、シェイクダウンらしく非常にゆっくりとしたペースで周回を開始。少しずつペースを上げ、15時のチェッカーとともにピットイン。大きなトラブルなく最初の走行セッションを終えている。

 M6 GT3は、この後のスポーツ走行枠でも引き続きテストを行う予定だ。

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